謎の銀河【GN-z11】観測された中で最も若い銀河の解明に乗り出す!

JWST

最新ニュース概要(2024/03/04)

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡という
現時点で人類最新鋭の宇宙望遠鏡があります。

Credits:Northrop Grumman

この素晴らしい望遠鏡は、
科学者たちが
宇宙で本当に古いものについて
学ぶのに役立っています。

そのひとつが
『GN-z11』と呼ばれる銀河で、
他の銀河と比べると
まるで赤ん坊のような銀河だ。

Credits Image:NASA, ESA, CSA, STScI, Brant Robertson (UC Santa Cruz), Ben Johnson (CfA), Sandro Tacchella (Cambridge), Marcia Rieke (University of Arizona), Daniel Eisenstein (CfA)

さて、この赤ちゃん銀河は
超高輝度であり、
科学者たちは、
なぜ、これほど輝くのか
少し困惑していた。

しかしどうだろう?

ウェッブ望遠鏡が
それを解明したかも
しれないのだ!

この赤ちゃん銀河の
外れに隠れている
種族Ⅲ(Population Ⅲ)と呼ばれる
特別な星の兆候を
見つけたと考えています。

これらの星は、
水素とヘリウムだけでできている
宇宙初の恒星のようなものだ。

これまで誰もはっきりと
見たことがなかったが、
ウェッブ望遠鏡によって、
この驚くべき星の発見に
近づいているようだ。

銀河【GN-z11】の謎とは

ジェームズ ウェッブ宇宙望遠鏡を
使用する2つのチームは、
「GN-z11」と呼ばれる
非常に明るい銀河を
つぶさに観察した。

Credits Image:NASA, ESA, CSA, STScI, Brant Robertson (UC Santa Cruz), Ben Johnson (CfA), Sandro Tacchella (Cambridge), Marcia Rieke (University of Arizona), Daniel Eisenstein (CfA)

この銀河は、
私たちが住む
超高齢の宇宙と比べると、
まるで赤ん坊のようだ。

まず、彼らはNASAの
ハッブル宇宙望遠鏡という
別の望遠鏡で
この明るい銀河を発見していた。

しかし、ここに最大の謎がある。

なぜ、この赤ちゃん銀河は
こんなに輝いているのか?

宇宙がたった
4億3千万歳
小さな赤ん坊だった頃から、
銀河が私たちに
特別な物語を
語ってくれているようだ!

超大質量ブラックホールの発見!

ウェッブ宇宙望遠鏡を使った
科学者たちが、本当に驚くべきことを発見した!

「GN-z11」と呼ばれる
遥か彼方の銀河に、
超巨大ブラックホール
あることを発見したのだ。

しかし、それは
ただのブラックホールではなく、
これまで見た中で
最も遠くて活発な
ブラックホールなのだ!

では、それを分解してみよう。

このブラックホールは
宇宙の掃除機のようなもので、
たくさんのものを吸いこんでいます。

科学者たちは
ブラックホールの周りに
本当に濃いガスを発見した。

ブラックホールが
ガスを吸い上げていることを
示す足跡を見つけたようなものだ。

しかし、まだある!
銀河から吹き出す
特殊な元素と
超強力な風も発見された。

まるで銀河が
大きな宇宙風を
吹かしているようだ!

こういったことは通常、
ブラックホールが
たくさんのものを
むしゃむしゃ食べながら
宴会をしているときに起こる。

Credits Illustration:NASA, ESA, CSA, Ralf Crawford (STScI)

ウェッブ宇宙望遠鏡が
撮影した写真には、
銀河系の大きな部分と、
小さなカラフルな
中心が写っていた。

この中心部は、
ブラックホールを
取り囲む特別な円盤
のようなものだ。

この色は、
ブラックホールが
大きな食事をしていることを
科学者に教えてくれています。

つまり、「GN-z11」には
超超大質量のブラックホールがあり、
そのブラックホールが
たくさんのものを食べていたんです!

赤ちゃん銀河の「GN-z11」は、
ブラックホールを主役にした
赤ん坊の産声のように賑やかだった!

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純粋なヘリウムが意味することとは?

科学者たちは、
さらに「GN-z11」銀河で
とても興味深いものを発見した!

Credits Illustration:NASA, ESA, CSA, Ralf Crawford (STScI)

このガスは
ヘリウム雲のようなもので、
ヘリウム以外の何ものでもないような、
本当に純粋なガスのようだ

ということだ。

Credits Illustration:NASA, ESA, CSA, Ralf Crawford (STScI)

科学者たちは、
この純粋なガスが
とても特別で重要なもの
なのではないかと考えています。

さて、ここからがエキサイティングなところだ!

科学者たちは、
このガスの塊が
「種族Ⅲ(Population Ⅲ)」と呼ばれる
星の住処になるかもしれないと考えました。

これらの星は、
全宇宙で最初の星のようなもので、
ほとんどが水素とヘリウムで
できている星系です。

科学者たちは、
今まさに、
宇宙の始まりについて
多くのことを教えて
くれるであろう、
この特別な星を
見つけようとしています。

将来、彼らは
ウェッブを使って
GN-z11を見続け、
これらの驚くべき
種族Ⅲ(Population Ⅲ)の星が
本当に存在するのか
どうかを解明する予定だ。

私たちの銀河も
種族Ⅲ(Population Ⅲ)が
あったおかげで今があります。

その一部を今、
垣間見ようとしています!

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資料・出典元

ウェッブがこれまでに見た中で最も遠い銀河の一つの秘密を解明する
2024 年 3 月 4 日リリース
https://webbtelescope.org/contents/news-releases/2024/news-2024-106.html#section-id-2


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