一年を通して、とても役に立つ三種の神器のひとつ。
【天文年鑑2024】を購入しました。
やはり2024年は、とある注目されている
彗星がやってくるせいか表紙がきれいな尾を引く彗星です。
もちろん、ツーチンシャン・ATLAS彗星 (2023 A3)として、
天文年鑑に載っていて、その予測される軌道や、
気になる等級が事細かに3ページにわたって記載されています。
結論からいうと……
という予測でした。
かいつまんで概要を説明すると、
どうやら、この彗星はオールト彗星雲の近く、
または外からやってくる新しい彗星のようです。
だから、近日点付近で何が起こるのか、不確実性が高い。
数多くの写真を使って彗星がどこに向かっているのかを解明しました。
この彗星は新しく、宇宙の遠く離れたところから来ているので、
太陽に近づいたときに何が起こるかは正確にはわからないそうです。
彗星は火星の軌道より内側を通り、
太陽に近づいてから地球の軌道より上に上昇します。
10月9日には、彗星の尾が地球に届く可能性があります。
2023年末か2024年初めまで彗星を見ることができなくなり、
次に見られるのは、3月には、おそらく12等級くらいの明るさ。
そして5月までには、10等級と同じくらいの可能性。
その後も明るくなり続け、太陽に最も近いときに
最も明るいポイント (明るさ0等級) に到達。
そして、10月12日に地球に接近します。
予想通り明るくなり続ければ、
特に10月3日に新月があるので、
10月中旬よりも早く彗星が見えるかもしれないとのこと。
これはアストロアーツさんの星空年鑑2024での画像だが2等級予測。
天文年鑑2024では、1等級前後の明るさと見ているようです。
当初の発見時のニュースの-5等級の可能性からは、
かなり暗くなりましたが、それでも、肉眼で余裕で見られる
明るさの彗星の可能性はまだまだ続いています。
今後の 彗星の動向に期待しよう!